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『緋牡丹博徒 仁義通します』 [映画]

1972年公開、製作=東映京都。監督=斎藤武市
シリーズ最終作なのですが、脚本は高田宏治。鈴木則文はタッチしていません。関東テキヤ一家
シリーズでも最終作の監督は鈴木氏ではありません。
今回は清川虹子の組の跡目争いで待田京介が寝返ってしまうという内容なのですが、初期作では
藤純子と殴りこみに参加した待田が(役名は違うとはいえ)、敵方になるんですよね。少し悲しいも
のを感じますね。
注目は福本清三。『仁義なき戦い 広島死闘編』よりもすごいパフォーマンスをやってのけてます。
藤純子に絡むもさしていた和傘で押さえつけられ、傘で投げ飛ばされてしまいます。
敵役の名和宏ですが、先日親から、すごい話を聞かされました。洋泉社・徳間書店系の方は信じな
いと思いますが。
この方、能の名家の出というのはご存知かと思いますが、高校は地元熊本で一番の進学校。しか
も、今と違って細身だったので、「熊本じゅうの女学生の憧れ」だったそうです。ホンマかいな。


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