『鉄腕投手 稲尾物語』 [映画]
1959年3月21日公開。本多猪四郎監督。
本多監督のシャシンでは「怪獣が出てこないほうの作品」とされているが、稲尾や中西や河村英文、
仰木らは(いい意味で)「怪獣」と同等にしか思えぬ。
冒頭に監修の三原監督による「登場人物は映画的に作られたものである」の言葉通り、スターの
ファンタジーあふれる生い立ちものです。
当時は日活の森永監督の「力道山」や「若ノ花」と同系統のスポーツ根性もの、あ、どれも同じ菊島
隆三ものだった、でございます。
バスで稲尾が一目ぼれする白川由美が少し萌えどころ、とか、東宝のスターキャストの揃い具合も
素晴らしい。DVD化はないのか。私も衛星映画劇場でしか見ていない。
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