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だいたい、木之本氏や野村氏、森(健)氏といったメンバーが(失礼ながら)『ゲンダイ』に登場するのがおかしい。 [フットボール]

月刊サッカー通信(木之本興三)  日刊ゲンダイ 2008.10.27付

●レベルが停滞
今季Jリーグの特徴に「優勝争いも降格レースも大混戦」が挙げられる。
優勝争いは、首位鹿島から、2位名古屋、3位大分、4位川崎、5位浦和、
6位G大阪までの6チームに絞られ、勝ち点6差にひしめき合っている。
降格争いも混沌としている。最下位18位の札幌(勝ち点17)はすでに
降格確定済みで残り1枠。自動降格となる17位を(17)大宮、(16)磐
田(いずれも勝ち点32)、(15)千葉(34)、(14)東京V(35)が争う展開
だが、勝ち点30を超えていながら降格圏内で四苦八苦というのは、レア
ケースと言っていい。熾烈な優勝争い、降格レースは当該チームのサポ
ーターだけでなく、一般ファンからも注目を集めている。それはそれで
喜ぶべきことではある。
しかしながら、その一方で「優勝争い、降格レースの混戦模様はJリーグ
のレベルが停滞しているからでは?」という懸念もぬぐい去れない。
最近のJリーグは上位チーム同士の戦いでも、攻撃陣が決定機を決めら
れず、守備陣が大事な場面でケアレスミスを犯して失点――というシーン
が目に付く。降格レースの渦中にいるチームが、なかなか降格圏内から
抜け出せないのも、同様である。
●勝ち切れない
南アW杯アジア最終予選を戦う日本代表にしても、同じことがいえる。
先日のウズベキスタン戦は1-1に終わった。地元開催で大サポーターの
声援を受け、圧倒的に試合を優位に進めながら、それでいて勝ち切れな
かったのは「決定力不足」「凡ミスが招いた失点」が原因だ。日本代表の
ベースは、言うまでもなくJリーグである。普段の練習から高い意識を持ち
ながら、自分自身のために、そしてチームのレベルアップのためにも全身
全霊を尽くさねばならない。これがひいては日本代表のレベルアップにも
つながっていく。
Jリーグも残り5試合となった。岡田監督率いる日本代表は、来月19日に
アウェイでカタールと対戦する。この試合に勝てば、南アW杯出場の可
能性も見えてくる。Jリーガー諸君の頑張りに期待したい。
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