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『五月みどりのかまきり夫人の告白』 [映画]

製作=東映京都撮影所 1975年11月1日公開 監督=牧口雄二

一時間少しの「オムニバス」(と言っていいのか?)の添え物ポルノ。同時上映は『新仁義なき戦い
組長の首』。
タレントで大学教授の夫(山城新伍)を持つみどりが、夫と教え子の浮気を知り、自分も男遍歴を繰
り広げる話。
音楽=渡辺岳夫って、一見豪華ですが、チェンバロのワンフレーズが流れるだけ。『キャンディキャン
ディ』主題歌を彷彿させる曲です、って、本当は低予算ポルノを省みず、大家・渡辺先生にギリギ
リの予算で作曲していただいた、という雰囲気丸出しです。
メインはやはり伊吹吾郎演じる台詞のない殺し屋です。『ゴルゴ13』のモデルは高倉健と言われて
いて、実際に健さん主演でシャシン一本できているんですが、伊吹吾郎でもどうか、と思っていたの
ですが、よく考えてみたら、伊吹吾郎も日テレでさいとうたかを原作の『無用ノ介』やってましたね。
当時、五月みどりは全くのゴルフ音痴で牧口監督が直接指導されたとか。でも、息子はプロになっ
たんですよ。
当時不評だったあのオチ、実は当時の五月みどりの婚約者のクレームで変えられたとか。
福本清三さんも奮闘されてます。
まあ、「お暇なら見てよね」。


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