横田一『テレビと政治 』 (すずさわ書店) [本]
久米宏氏MCのTBSラジオの番組が終わり、二週間。これを惜しむ人はどちらかといえば「リベラル」で自民党に対してネガティブな人が多いようだが、全面的に支持できるものだろうか。氏がかつてMCを務めたニュースショーにおいて、現行政治体制を築き上げる契機となった小選挙区中心の「選挙制度」を「政治改革」とすり替えて、お先棒担ぎをする姿勢をこの本では批判している。この人たちは現行体制を嘆くのであれば、久米氏、さらにはこの本で批判されている故筑紫哲也氏についてどう考えているのかを考えてみてほしいものである。
俺自身はここまできた日本社会、どうなるのか、笑って、いや、泣いて見ていくのか、その前に消えるのかはわからないが。
俺自身はここまできた日本社会、どうなるのか、笑って、いや、泣いて見ていくのか、その前に消えるのかはわからないが。
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