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『どてらい男』 [雑談]

山善創業者の生涯を描いた小説で、関西テレビがテレビドラマ化して全国ネットで放映されたもの。


どてらい男(ヤツ) (第9巻) (角川文庫 (5472))

どてらい男(ヤツ) (第9巻) (角川文庫 (5472))

  • 作者: 花登 筐
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2022/02/21
  • メディア: 文庫



西郷輝彦演じる主人公が徴兵されたときに同じ連隊にいた「統計学のインテリ」海野二等兵(森次晃嗣) が毎回のように坂田軍曹 (藤岡重慶) に何発も殴られていて、「ウルトラセブンが丹下段平に袋叩きにされるドラマ」だと思い込んでいた子供も多かったかもしれない。ドラマ放映時も当時の体験があった人も多く、理解できたのだろう。ああいうものを見ると、軍隊、とりわけ大日本帝国の軍隊はひどい組織に思え、戦争や軍隊に嫌悪感を持つと思うのだが。近頃はそういうのが肯定されている気がしてならない。一部SNSで騒いでいるだけなのか。

合掌。
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